W800 streetとライディング vol.3(シート張替加工)


 以前から厚ぼったいデザインが気になっていた、リアシート部分の補正加工を依頼することにした。 純正シートの持ち込み加工を依頼した(株)丸直では、表皮、パイピング、縫製方法などの加工内容をカスタムオーダーすることができる。

 そして職人に相談しながら決めた加工内容は、張替え加工(ダブル)、表皮(AL-2,DH-2)、パイピング(DH-2)、タックロール(12本)、あんこ抜(リアのみ)となった。 

 ちなみに加工費総額は28,500円也(税込)、通常二週間の納期は盆休みを挟み約一か月の待ちとなった。 納品後に丸直のサイトを覗くと、それらしきW800シートの加工例がアップされていた(笑)。 出来栄えは、そちらを参照していただくのが手っ取り早いかもしれない。


 (株)丸直のhpに掲載されていた補正加工後のシート、写真写りがいいなぁ(笑)

 

 早速、加工後のシートを取り付けてみると、タンデムシート部分のクッション材を薄く削ったおかげで、浮き輪のようだったリアシートまわりが”シュッ”としたような気がする...っが、正直なところ誰も気づかぬ自己満足のレベルであろう(笑)。 長時間のライディングで疲れぬよう厚みを残した前方シートとのバランスや、長旅用のツーリングバックの搭載性を考えるとこんなものだろうと溜飲を下げる。


厚ぼったい印象の純正シート、リアを薄く補正加工することにした


、長旅を考慮した程々の加工で、幾分”シュッ”としたようなリアシート


 見栄えは兎も角、実際に乗ってみると目よりも着座面の滑り具合の方が気になる。 着座位置がしっくりと収まっているので問題ないが、純正表皮に比べて若干滑りやすくなった気がした。 着座面の表皮にはマッドな風合いを選んだのだが、柔らかく貼りつくような純正表皮に比べて、しっかりした表皮の堅さや張り具合などが影響するのかもしれない。

 可能であれば、実店舗を訪れて職人さんにこだわりたい部分を伝えながら、加工内容を決めることをお薦めする。 加工後のシートの出来栄えや表皮サンプルの手触りなども確認できる。



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