2023/04/22 こもれびロード、せせらぎ街道、やまびこロードをたどり、ひるがの高原分水嶺をめざす(ハンバーグ&ステーキ レストランKODACHI)
春から夏へ向けて本格的なツーリングシーズンを迎え、気の早い晴れふら親父は避暑地として有名な奥美濃ひるがの高原を目指し走り出すことにした。 そして旅を折り返したのは、大日ヶ岳(1709m)から流れ出た源流が、太平洋側長良川と日本海側庄川に分かれる「ひるがの分水嶺公園」。 この季節、シラカバが林立する標高約900mの草原では、ここが自生南限のミズバショウの群生も観察できるらしい。
そしてたどった行程は、東美濃恵那市から飛騨下呂市を貫けて奥美濃郡上市へと北上するルート。 まずは、東海環状道せと品野ICから国道363と国道418を走り継いで木曽川を渡ると、県道68で中野方峠を越えて飛騨川沿いの国道41を北上した。 そして、国道256からこもれびロードでせせらぎ街道に貫けると、たどりついた郡上八幡のKODACHIで肉汁溢れるハンバーグランチをいだだくことにした。
昼食後は、長良川沿いの国道156を郡上大和まで移動して、道の駅古今伝授の里やまとを起点に始まるやまびこロードで、ひるがの分水嶺公園まで一気に駆けあがった。 のどかな田園地帯に始まり、新緑の峠道、そしてスキー場が点在する高原地帯まで、様々な景色を見せる約37kmのワインディングに期待は膨らむ。
ひるがの分水嶺公園からの復路は、太平洋側へ流れる長良川の流れに沿って国道156を下り、郡上市郊外から美濃市街の混雑に差しかかる前に、東海北陸自動車道美並ICから名古屋方面へと帰路に着く算段である。 本格的な夏を迎えるにあたり、奥美濃方面への納涼ツーリングの試金石とも言える旅、思惑通りに夏を先取りすることはできるのだろうか。
ひるがの高原やまびこロードから、大日ヶ岳と冠雪残る白山連峰
ルート概要
東海環状自動車道せと品野IC-国363→みんなのテラス前-農免道路(明智町を迂回)→野志-国363→山岡-国418→道の駅そばの郷らっせいみさとー国418 →武並橋(木曽川)-県412(笠置峡)→河合-県68(中野方峠)→白川口-国41→下妙見町-県86→和良IC-国256→道の駅和良-こもれびロード(相谷トンネル)→明宝郵便局-国472(せせらぎ街道)→城南-国156→郡上八幡自然園(中元橋)-県61→ハンバーグ&ステーキレストランKODACHI-県61→ぎふ大和IC東(西川橋)-国156→下剣南(道の駅古今伝授の里やまと)-やまびこロード(県317,県316,県321)-ひるがの分水嶺公園-国156→東海北陸自動車道美並IC
ツーリングレポート
恵那市の木曽川笠置峡を起点に、中野方峠を越えて飛騨川沿いの国道41へと抜ける県道68、木曽川の支流中野方川を遡って飛騨川の支流赤川沿いを下るワインディングは、東美濃の山村をつなぐ日本の原風景とも言えるお気に入りのツーリングルートである。
東美濃を経由して飛騨や奥美濃に抜けるツーリングの起点として重宝するルートだが、全体の行程によって次の①~③の走り出しパターンをたどることが多い。 他のレポートでも度々登場するルート故、本題に入る前に簡単に紹介させていただきたい。
①まずは、タフなツーリングに手っ取り早く走り出すのに重宝するのが、中央道恵那ICから木曽川沿いの県道68に直接アクセスするパターンである。
②逆に、全体の行程に余裕があるならば豊田方面から国道153を北上し、明智川沿いの県道11を北上して国道363、そして国道418で木曽川を渡るパターンが足慣らしによいだろう。
③そして今回たどった①と②の中間パターン、東海環状道せと品野ICから国道363に駆け上がり、国道418を経由して木曽川をわたるパターン。
当初は、往復400kmを越える長丁場を考え、①のパターンで中央道恵那ICから手っ取り早く旅を始める予定であった...がっ、今週末は最近の夏日和を巻き戻した冷え込みとなり、早朝の高速道路移動で震えることになってしまった(泣)。 たまらず恵那ICまでの移動を断念し、③のパターンで東海環状道せと品野ICから国道363へと駆け降り、休憩を取りながら国道418へと走り継ぎ、笠置峡を目指すことにした次第である。
仕方なくというよりも、せと品野ICから雨沢峠への駆け上がりをはじめ、走りごたえのある峠と流れの良い快走ルートはお薦めの選択肢と言えるかもしれない。 流れが滞る明智の街中は農免道路に迂回して、ペース良く走り続けたいところである。
東海環状道せと品野ICから国道363で雨沢峠へと駆け上がる
明智の街中を農免道路に迂回して国道363を移動すると、山岡で国道418に分岐して道の駅そばの郷らっせいみさとに立ち寄り、温かいコーヒーで震える身体を暖めることにした。 夏の避暑地を目指し走り出してはみたものの、気持ちばかりが先行してもお天道様にはかなうはずも無く、還暦親父のロバストと相談しながらの走り出しとなる。
その後、集落を繋ぐ国道418の峠道を木曽川に向けて下って行き、笠置峡に架かる武並橋で木曽川を渡るころには、徐々に日も高くなって親父の震えも収まってきた。 そしていよいよ、中野方峠に向けて県道68を駆け上がり、東美濃から奥美濃へとさかのぼる旅が始まった。
東美濃の農村をつなぐ国道418、木曽川に向け峠道を下って行く
この時期、中野方川沿いを遡る県道68沿いでは、田植えに備えて水引き込まれた水田の景色が広がる。 季節に応じて、昭和親父のノスタルジーを刺激する農村風景の中を走れることも、このツーリングルートに足を運ぶことになる要因であろう。
やがて、恵那市のシンボルとも言われる笠置山(1,128m)を望む九十九折れに差しかかると、徐々に山深くなり中野方峠の本格的な峠越え区間となる。 特に、峠越え直後の落差のあるタイトな下りはかなりテクニカル。 セルフステアを妨げぬよう肩や腕の力を抜きながら、それができる速度に抑える正循環を心掛けた方が無難である。
一方、中野方峠で恵那市から加茂郡白川町に入ってからは、飛騨川に注ぐ赤川の流れに沿って緩やかなクルージングルートとなる。 町面積の約9割が山林の白川町は東濃ひのきを産する林業の町、赤川沿いに集中した集落には製材施設が目に留まり山村の暮らしが垣間見える。
中野方峠へ駆け上がる県道68、緩やかな九十九折れから笠置山に振り返る
県道68を走りきって国道41に突き当ると、高山方面へと舵を切って飛騨川沿いを遡って行った。 しばらくの間、荒々しい渓谷の岩肌を新緑が覆う飛騨川の景色と、旅情あふれる高山本線の景色を眺めながら、美濃と飛騨を繋ぐ幹線国道のクルージングを満喫する。
その後、東美濃地方北端の加茂郡白川町から、飛騨地方南端の下呂市への境界を越えてさらに走り続けると、飛騨金山にさしかかったところで奥美濃方面へ向かう県道86に分岐した。
東美濃から飛騨方面へ、飛騨川と高山本線に沿って国道41を北上する
奥美濃方面へと分岐した県道86は、道なりに郡上八幡へ向かう国道256に合流し和良の集落に差しかかった。 そして今回は、そのまま郡上八幡まで走り続けるのも味気ない?ので、こもれびロード(林道和良明宝線)に分岐してせせらぎ街道(国道472)へ駆け降りることにした。
こもれびロードの愛称通り、こもれびが射す林間ワインディングを満喫できるルートだが、相谷トンネル(2777m)の凍り付くような寒さにこの地域の山深さを体感できるだろう。
地域活性化のために開通した高規格道路ではあろうが...通行車両は皆無、期せずして一見バイク親父のプライベートワインディングと化してしまった(笑)。 今回は通り過ぎるだけの行程となってしまったが、道の駅和良、道の駅明宝など、機会があれば地域の商業施設で地元の食材など仕入れさせていただきたいものである。
相谷トンネル(2722m)で和良から明宝へ貫けるこもれびロード
こもれびロードは、凍り付くような相谷トンネルを歯を食いしばりながら通り貫けると、眼下に明宝集落を見下ろすダイナミックな下りを駆け下り、ツーリングルートとして名高いせせらぎ街道に合流する。
これから夏に向けて、飛騨高山方面の西ウレ峠越へと走り継ぎたいところだが、本日はその前哨戦? 郡上八幡方面へ舵をきって春の里山を眺めながらまったりと移動する。 それにしても、流石天下のツーリングルート、数えきれないくらいのバイク乗りとすれ違い、数え切れない挨拶をいただく(笑)。
まあ多少の温度差はあるのだろうが、酔狂なバイク道楽に対して世間の目が厳しい分、バイク乗り同士が共感できる部分は多く、それがヘルメット越しの挨拶になるのだろう。 年寄りの気恥ずかしさをグッと飲み込み、出来る限り若者の挨拶にも応えて行きたいものである。 反応速度の衰え著しい還暦親父ゆえ、手を上げられぬ局面が増えるのはご容赦を(笑)。
郡上八幡へ、春の里山を見上げながらせせらぎ街道をクルージング
せせらぎ街道が郡上八幡市街にさしかかると、国道156まで移動して長良川沿いを遡ることにした。 思惑通りに丁度昼時の到着となったゆえ、郡上大和からひるがの高原に向けてやまびこロードに走り出す前に、郡上八幡で腹ごしらえを済ませる算段である。
そして立ち寄ったのは、長良川の対岸に渡った県道61沿いにあるハンバーグ&ステーキレストランKODACH、肉汁溢れるハンバーグが有名な人気店。 店内はアメリカンテイストにプロデュ―スされ、ツーリングで立ち寄るバイク乗りも多いのだが、家族連れ向けのキッズルームも用意されており、老若男女に支持される店であることが分かる。
ハンバーグ&ステーキレストランKODACHIで肉汁溢れるハンバーグランチ
開店直後の来店で、待ち時間なくカウンター席に落ち着くと、一番人気とある160gのお月見ハンバーグとチーズハンバーグが相盛りになったKOACHIハンバーグセット1,720円也を注文した。 セットメニューを注文すると、ライス、スープ、サラダ、そして激辛をうたうカレーがフリーとなる。
行程によっては、ご当地グルメの奥美濃カレーの店を訪れようかと思案したが、結果的に立ち寄ったKODACHも奥美濃カレーブランドの加盟店であった。 セットメニューの棚ぼたで奥美濃カレーをいただき得した気分になる♪
予期せぬ奥美濃カレーの降臨に気をよくした晴れふら親父、甘口のライディングと反対に辛口料理が好みの還暦親父は、160gx2個のボリューミーな一ハンバーグが運ばれてくることも忘れ、盛りまくった激辛カレーを平らげる。
激辛と称す奥飛騨カレーを盛り、ハンバーグの焼き上がりを待つ
親父のバグった満腹中枢が復活してカレーのお代わりを思い止まった頃、注文したKODACHIハンバーグセットが運ばれてきた。 食欲をそそる見た目はかなりのインパクト...オニオンソースをまとったお月見ハンバーグ、デミグラスソースをまとったチーズハンバーグ、その容姿にお代わりを思い止まった白飯を盛るために再度席を立つ(笑)。
鮮度を保つために作り置きをせず、そのため売り切れ次第終了となるKODACHIのハンバーグ。 そのポリシー通り、香ばしく焼かれたぶ厚いハンバーグにナイフを入れると、新鮮さを感じさせる透き通った香りのよい肉汁がこれでもかとあふれ出す。 粗挽きの肉々しい食感と言うよりも、手間をたっぷりかけたふっくらした食感が、老若男女に人気の秘密かもしれぬ。
KODACHIハンバーグセット、お月見&とチーズハンバーグの二種盛り
KODACHIで大満足のハンバーグランチを済ませると、県道61から長良川対岸の国道156に復帰して、やまびこロード起点となる郡上大和へと移動した。
郡上大和の道の駅古今伝授の里やまとから、標高約900mのひるがの分水嶺公園まで一気に駆け上がるやまびこロード、全長約37kmのワインディングでは休憩ポイントも限られるので、相棒の給油と乗り手のトイレ休憩を済ませておいた方が無難であろう。
そして、実際に道の駅古今伝授の里やまとからやまびこロードに走り出してみると、東海北陸自動車道白鳥ICの脇を過ぎるまでは田園地帯を走る緩やかなワインディングが続き、その後阿多岐ダムへ駆け上がりながら新緑の山間ワインディングが始まる。
この日は、地元車両や観光客のドライブ客を見かけることは殆ど無く、何台かのツーリングバイクとすれ違う程度であった。 道中には観光施設や別荘地もあるが、東海北陸自動車道の最寄りインターから直接アクセスする四輪客が殆どなのであろう。
やまびこロードは山間の峠道となり新緑の阿多岐ダムに差しかかる
その後、鷲ヶ岳スキー場を過ぎると、雪深い奥美濃の冬を思わせる荒涼とした景色となり、ひるがの高原に向けて続くタフな峠道でさらに標高を稼いで行く。 冬場の除雪作業のせいであろうか、所々でアスファルトの荒れた箇所が目にとまるが、全体的によく整備された路面には浮き砂も無く安心して相棒を倒しこんで行ける。
やまびこロードは鷲ヶ岳スキー場を過ぎさらに山深くなる
そしていよいよ、標高約900mのひるがの高原にさしかかって見通しが開けると、やまびこロード沿いから大日ヶ岳、その先に冠雪残る白山連峰を望むことが出来る。 いやいや、この何とも爽やかな、高原の避暑地的な景色にたどりつくと、無粋な還暦親父の独り旅にも、こ洒落たリゾート感が漂ってくるではないか(笑)。
ところで、やまびこロード沿いで営業する「牧歌の里」付近は、大勢の観光客でにぎわっておりペースダウンを強いられる。 閑散としたやまびこロードゆえに、突然あらわれる観光の賑わいに不意を突かれるが、東海北陸自動車道ひるがのSAのスマートICからのアクセス客なのだろう。 バイク乗り向けのワインディングと家族連れ向けのアクセスルートの住みわけが、しっかりと成されているのはありがたいことである。
ひるがの高原から大日ヶ岳と冠雪残る白山連峰を望む
その後さらに、冠雪残る白山連峰を正面にひるがの高原を走り続けると、東海北陸自動車道高架をくぐり国道156に突き当たる。 そして、その直ぐ脇の国道沿いで、今回の旅を折り返すひるがの分水嶺公園をみつけ相棒の空冷エンジンを止めた。
これまで何度も訪れている奥美濃エリアだが、意外にも、郡上大和からここまでやまびこロード全線を走破したのは初めてである。 田園を抜ける緩やかなワインディングから、タフな山間の峠道、さらに標高約900mの高原ワインディングへと、その変化に富んだツーリングルートは全線走り終えて初めて体感できるだろう。
ひるがの分水嶺公園に向け標高約900mの高原を駆ける、正面に白山連峰
さて冒頭でも紹介した通り、大日ヶ岳(1709m)から流れ出た水が、太平洋側長良川と日本海側庄川に分かれるひるがの分水嶺公園。 地域の往来や食文化が川の流れに沿って伝わる背景もあり、ツーリングルートや郷土料理を川の流れに沿って紹介することが多くなる。 それ故に、越える峠を分水嶺として紹介する機会も増えるのだが...
正直なところ、峠付近で染み出た水が、あちらとこちらに分かれて流れてゆく様など見たことが無かった(笑)。 それに比べひるがの分水嶺公園では、大日ヶ岳から流れてきた源流が、右と左に分かれて流れゆく様が、何とも明快で分かりやすい。 その先をたどれば本当に大日ヶ岳源流にたどり着くのか? 本当に長良川や庄川に流れ着いているのか? などと、無粋な詮索はやめにして、その分かりやすいコンセプトを楽しみたいところである。
また事前に確認した観光案内通り、自生地の南限で群生するミズバショウの花を観察することも出来た。 自然相手の観光では忘れがちだが、それを観光客に楽しませるために、汗を掻いている人達がいることを忘れないようにしたいところである。
大日ヶ岳から流れ出た水が太平洋側と日本海側に分かれるひるがの分水嶺公園
ひるがの分水嶺公園で一時を過ごすと、目の前の国道156を長良川に沿って下ることにした。 やまびこロードに折り返すルートも考えたが、かつて奥美濃のスキー場に通った幹線国道を久しぶりにたどってみたくなったのだ。
実際に走り出してみると、観光車両の多くが東海北陸自動車道に流れているせいか、国道156を下る車は少なくその流れもストレスを感じるほどでは無かった。 奥美濃のスキーリゾートエリアの春を感じながら、ダイナミックな下りを程よいペースでクルージングする。
そして、長良川鉄道との並走区間まで駆け降りてくるとそれなりに地元車両も増えてくるが、長良川と長良川鉄道の旅情あふれる組み合わせを眺めながら走り続け、東海北陸自動車道美並ICから名古屋方面へと帰路に着くことにした。
長良川に沿って国道156を美濃方面へ、長良川鉄道の橋梁が見える
さてさて、夏の気配さえ感じる陽気に誘われ、ふらっと走り出した奥美濃のひるがの高原へのツーリングであった。 思いがけぬ朝の冷え込みも日が昇ると解消され、夏を先取りした避暑地を巡る旅を十分に先取で来たと思う。
まずは、旅を折り返したひるがの分水嶺公園は思いがけず新鮮であった。 正直なところ、昭和親父の記憶に染みつくベタな観光地をイメージしていたのだが...大日ヶ岳や白山連峰の眺望を背景に、シラカバ林やミズバショウが自生する自然公園で、大日ヶ岳の源流が太平洋と日本海に分流する様を観察することが出来た。
昭和な観光のイメージを抱え込んだたまま、寂れてゆく観光地を見ることが多かったゆえに、地元観光業に携わる人達やそれを支える役所の手腕で、まだまだ日本の観光資源を磨き直すことができるものだと嬉しくもなった。
そして肝心のライディングに関しては、県道68、こもれびロード、せせらぎ街道、そしてやまびこロードと、盛だくさんのワインディングでバリエーションに富んだライディングを満喫することとなった。 その道中では、面白そうな新しい分岐をいくつか見かけたので、美濃地方を巡る旅のバリエーションはまだまだ増えそうである。
ツーリング情報
ハンバーグ&ステーキレストランKODACHI 岐阜県 郡上市大和町島630 (電話)0575-88-9052
道の駅古今伝授の里やまと 岐阜県郡上市大和町剣164番地 (電話)0575-88-2525
ひるがの分水嶺公園 岐阜県郡上市高鷲町ひるがの
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