2022/01/08 蒲郡パワースポット巡り三ヶ根山スカイライン(清田の大クス、竹島、八劔神社、山車蔵)
正月明け最初の週末、2022年の走り初めへと走り出すことにした。 昨年末から年明けを挟み訪れた大寒波が尾を引き、名古屋の最低気温も氷点下に冷え込む走り初めとなった。
そして、路面凍結のリスクが少ないルートを思案し目指したのは、温暖な三河湾国定公園の湾奥を走るワインディング。 まずは、蒲郡市街のパワースポットを巡り、形原温泉から三ヶ根山スカイラインに駆け上がり、広域農道西幡線を経由して帰還するルートをたどることにした。
名古屋から国道23号線バイパスを経由すれば往復200kmにも満たぬ行程、また三ヶ根山スカイラインをはじめ走りやすいワインディングを繋いだので、暖まりきらぬタイヤでも安全に走り初めることができるだろう。
そして蒲郡市街では、国の天然記念物に指定された清田の大クスや竹島を訪れた。 それらの生態系は、いずれも温暖な蒲郡の気候がもたらしたものらしい。 またその合間には、山車を海に曳き入れる三谷祭りで有名な八劔神社に詣で、門前で営業する山車蔵(やまぐら)でサックサクのアナゴ天丼をいただくことにした。
さてさて今回の走り初め、それが今年一年、さらにその先のツーリングの試金石になるとは言わないが...コロナ禍で日常の暮らしも間々ならぬ状況が続き、還暦を過ぎて軋みだした身体を考えると、次の走り出しへの動機づけとして、一つ一つの旅が持つ意味が大きくなってきたような気がする。
「晴れたらふらっと」走り出す、肩の力を抜いたバイク旅への向き合い方を変えるつもりは無いが、ままならぬ世を抱えた2022年の走り初めを通して、その”大きくなってきた意味”が何なのか、少しばかり考えてみたいところである。
三ヶ根山スカイラインから蒲郡市街を振り返る
ルート概要
国23岡崎バイパス→西尾東IC-県383→高河原町-県310→善明-グリーンロード(広域農道西幡線)→堂根-県320→桐山西-国23→幸田桐山IC-国23岡崎バイパス→幸田芦谷IC-芦谷インター西-国248→萩-県323(坂野峠)→蒲郡西IC-市道→清田の大クス-国473-三河湾オレンジロード→水竹町反田-国247→国府地川(豊岡郵便局)-市道(新幹線,東海道本線くぐり南下)→水神-国23→八劔神社-マリンロード-山車蔵(やまぐら)-マリンロード→竹島橋-マリンロード→港橋北詰-落合橋西-国23→蟹洗-県321→名鉄蒲郡線三河鹿島駅-市道-形原温泉-市道→蒲郡料金所-三ヶ根山スカイライン→幡豆料金所(左折)-グリーンロード(広域農道西幡線)-県320→堂根-グリーンロード→善明-県310→高河原町-県383→西尾東IC
-国23岡崎バイパス
ツーリングレポート
氷点下の最低気温予想を踏まえ、十分に日が昇るのを待っての走り出しだが、息が白く凍える寒さであることに変わりない。 しかし、十分に相棒のエンジンを暖めて街中に走り出すと、昨年末に購入したクシタニのガルジャケットは暖かく、ヘルメットに注ぐ冷たい風を心地よく感じる余裕すらある。 これまで、レザー・ジャケットにこだわり凍えながら走っていた昭和親父、今時の快適なツーリング・ウエアを活用すべきだと反省しきりなのである。
そして、冷え切ったタイヤのグリップに気を付けながら街中を抜けると、名四国道23号バイパスに駆け上がり、道なりに知立バイパス、岡崎バイパスへと走り続ける。 好物の冷えた空気を吸い込む相棒のエンジンは絶好調だが、反対に乗り手の方は、昨年末から気になりだした左ひじの痛みが回復の兆しを見せなかった。
前向きに言えば、ハンドルを突っ張るクセ、握り込むようなクラッチ操作等々、左ひじの痛みを伴う不要な操作を矯正する良い機会である。 実際のところ、身体に沁み込んだライディング操作の方が、日々の暮らしよりも痛みを抑えることが出来るようだ...がっ、以前は治って当然と気にも留めなかった身体のガタが、ライディングの致命傷にならず無事に収まってくれるのか、不安を隠せぬお年頃にになってしまった(泣)、ってのが本音なところなのである。
さてさて、国道23バイパスの流れは良く順調に走り続けるが、幅員が片側一車線に減少したところで渋滞にせき止められる。 反射的に、渋滞の直前で西尾東インターから駆け降りると、善明交差点から始まるグリーンロードこと広域農道西幡線へ迂回することにした。 復路のワインディングを締めくくる予定のグリーンロードを、さわりだけ味見して県道320を経由すると、幸田桐山インターから国道23バイパスに復帰した。
そして、国道23バイパスに走り出して程なく幸田芦谷インターに駆け降り、県道323の坂野峠越えルートで蒲郡市街を目指すことにした。 本来ならば、幸田芦谷インターから三河湾スカイラインへと舵を切りたいところだが...2006年の無料化以降、かつての観光道路は荒れ放題、冬場にもかかわらず緑色に苔むす路面、路面に貼りつく落ち葉だけでなく、折れ落ちた枝がそこら中に散乱している。 正直なところ、快適どころか危険ですらある三河湾スカイラインを、ツーリングルートとして紹介する気にはなれぬのである。
国道23バイパスを迂回したグリーンロードで足慣らし
坂野峠にむけてタイトな九十九折れを駆け上がる県道323は、幅員も狭く正確なライン・コントロールが要求される区間である。 走り初め早々、対向車の脇腹に刺さり路面に転がったバイクを目の当たりにし、乗り手の無事を祈りながら、それが他人事でないことを肝に命じ直す。
県道323の峠道は、国道23バイパス蒲郡西インターに差しかかって終りとなり、そのまま道なりに直進して蒲郡市街へと走り続ける。 だいぶ日も高くなり暖かい日差しを感じるようになってきた。 蒲郡市街越しに三河湾を見下ろす高台に相棒を停め一息つくことにした。
県道323で坂野峠を越えた、蒲郡市街越しに三河湾を望む
その後、国道473に突き当たる手前で住宅街に折れると、清田(せいだ)の大クスに立ち寄ることにした。 軒先をかすめるような小路を進む必要があり、大クスから200m程の場所に用意された、見学者用駐車場を利用した方が良いだろう。 この日も作業中のミカン農家の方と会釈を交わし、気持ちよく大クスを見学させていただくこととなった。
対面した清田の大クスは、古くから地元で親しまれてきた樹齢約千年のクスノキである。 太さ14.3m、樹高22m、中部地方一とも言われるその大きさから、1929年には国の天然記念物に指定されている。 明治初期までこの一帯は巨大なクスが生い茂るクス林だったが、その後農地や宅地開発で伐採され、この一本だけが残ったとされる。
暖かい土地を好むクスノキは関東地方から南に分布し、およそ八割が九州に生息しているそうである。 東南海地方は一割に満たぬ分布であることを考えると、三河湾奥に位置する蒲郡が古から温暖な気候であったことが伺える。
ところで、九州福岡で生まれ育った昭和親父、実家近くの神社にも社殿を覆うような立派なクスノキが生えていた。 子供の頃、クスノキの周りを走り回り、クスの実を竹筒に込めて飛ばすクスノキ鉄砲をつくった、そして写生大会の題材はいつもそのクスノキだった。 その後新しいバイパス道が施設され、その神社は随分と削られてしまったが、幸いなことに現在も、そのクスノキは生き続けていてくれる。
田舎なりに故郷の開発は進み、その景色は随分と様変わりしてしまった。 通っていた木造小中学校は移築され影も形も無い、池や小川は埋め立てられて住宅地になってしまい、水生昆虫や魚取りに明け暮れていた場所は完全に消え去ってしまった。 様変わりした故郷の景色を目の当たりにすると、大切な記憶まで無くしたような喪失感に苛まれることになる。 子供の頃の記憶と違わぬ枝ぶりを見せてくれるクスノキは、先細ってゆく親父の記憶をたどる大切なランドマークなのである。
清田の大クスの下に立ち、樹齢約千年のクスノキの枝に覆われると、静かで深いエネルギーに包まれるような気がする。 樟脳の原料でもある香木の葉をかいでみれば、降り注ぐ香りの粒子を感じることができるかもしれない。 そしてなにより、色々なことを思い出してしまった...昭和の福岡から令和の愛知へ時と場所が変わっても、昭和親父の記憶を呼び起こすクスノキの、ランドマーク効果は絶大である。
樹齢約1000年の清田の大クス、伐採を免れ立ち続ける巨木
清田の大クスの見学を終えると、国道473、オレンジロードを経由し、蒲郡市街へと南下した。 その後、蒲郡市街の北側をバイパスする国道247を西へ走ると、東海道新幹線と東海道本線をくぐって海岸沿いまで南下し、国道23沿いの八劔神社に参拝することにした。
日本武尊を祀る八劔神社は、三谷町の氏神として現在も地元の信仰を集め、武神として源頼朝や徳川家康などの武将に信仰された逸話も残っている。 また、八劔神社から若宮神社まで山車(やま)を引き回す三谷祭りは、八剱神社に集まった四台の山車が海に曳き入れられる海中渡御(かいちゅうとぎょ)で知られている。
八劔神社に祀られた日本武尊(小碓命(おうすのみこと))は、以前レポートした、猿投神社の祭神大碓命(おおうすのみこと)の弟にあたる。 八劔神社のホームページには、祭神日本武尊の様々な伝説が紹介されている。
景行天皇が見初めた姉妹を騙し取った大碓命の手足をもぎ取った、抵抗勢力の熊曾建兄弟を女装して刺し殺し”タケル”の名をもらった、出雲健の剣を木刀に代えて試合を申し込み切り倒した等々、いずれも六十にして耳順いたいバイク親父にとってはちと血なまぐさい話だが、絶対に負けられない勝負を控えた方々にはご利益が期待できそうである。 還暦過ぎのバイク親父は、今年もまた走りだせる我が身に感謝しながら、心ばかりのお賽銭とともに参拝を済ませることにした。
日本武尊を祀る八劔神社、山車が海を渡る三谷祭が催される
八劔神社への参拝を済ませると、海岸沿いを走るマリンロードへと走り出した。 そして、走り出して直ぐの門前にある、食事処山車蔵(やまぐら)に立ち寄り昼食をとることにした。 山車蔵の近くには、三谷祭りで海を渡る”三蓋傘の山車”を納めた本物の山車蔵があり、国の登録文化財に指定されている。
路地脇に相棒を停めて一息つくと、落ち着いて周りを見渡した。 店の一角は、昭和親父の子供の頃の記憶そのもの、日が暮れるまで缶蹴りで遊んだ住宅路地の景色が浮かび上がる。 店には専用駐車場は用意されておらず、八劔神社の参拝と合わせて訪れるのがよいかもしれない。
八剱神社近くの山車蔵(やまぐら)、路地脇に相棒を停め暖簾を潜る
かさばる防寒着を脱いで、タイムスリップしたような木造家屋に入ると、暖かい白熱電球に時を刻むのをやめた柱時計...昭和親父の懐かしい記憶をそのまま袋詰めにしたようなド昭和な空間が出迎えてくれる。
そして、席に落ち着き注文したのは、当店名物と掲げられた穴子天丼2,200円也。 消費税増税の影響もあってか、ちと高級になった気もするが...コロナ禍で厳しいご時世に続けてくれるだけで感謝、お値打ちな刺身や天ぷらなどの定食メニューも充実している。
そして配膳された穴子天丼は、30cmを越えるであろう巨大穴子天が二本、汁と香の物を従えながら丼のふちに乗っての登場となった。 サックリと揚った衣に包まれた肉厚の身はフワッフワ♪ 料理と共に配膳されるタレ、塩、そして一味で、好みの味を調整しながら、飽きることなくいただけるだろう。
ご飯も一膳まではお代わり自由とのことだが、穴子天のボリュームに圧倒された親父の胃袋にそんな余裕もなく、サービスのコーヒーをお願いして箸をおくこととなった。
寿司屋から喫茶店を経て現在の食堂スタイルになったそうで、新鮮な三河湾の食材、昭和レトロなカフェ的内装、そして入れたてのコーヒーまで、一見脈略の無い組み合わせの謎が解ける。 女子で賑わうお洒落なカフェはちと敷居が高いが、穴子天丼が名物の食堂ならば昭和親父も安心してくつろげる。 心と胃袋を満たしてくれる、最強のパワースポットかもしれぬ(笑)。
名物の穴子天丼2,200円也、サックリ、ふっくら揚った巨大な穴子
昼食を済ませてマリンロードを西へ走る、そしてたどり着いたのは蒲郡観光のシンボル、パワースポットとしても知られる竹島、周囲約680mの小島には竹島橋が架かり、歩いて渡ることが出来る。 対岸から約400mしか離れていないのに、対岸とは異なる238種の暖地性の植物の自生が確認されており、1930年には島全体が国の天然記念物に指定されているそうだ。
また、竹島全体が市杵島姫命(いちきしまひえのみこと)を祀る八百富神社の境内であり、縁結びや安産の神様として知られている。 縁結びの神様らしく、振り返らず、手を繋いで渡るべし...などと言うジンクスもあるようだが、生憎、昭和親父のソロツーリングである。 旅の相棒のZX-6Rと一緒に駆け抜けるにしても、一緒に渡ってくれるお姉さまを探すにしても、蒲郡署のお世話になる絵面が容易に想像できる(笑)
新年早々の通報騒ぎも嫌なので、対岸から三河湾に浮かぶ竹島を眺めることにした。 初日の出スポットとしても有名な竹島、島の真上に昇った初日が乗り手と相棒を照らす。 初日の暖かい日差しに一息つく半面、対岸との微妙な環境差で独自の植生を示していた竹島が、温暖化が進む時代にそのパワーを維持できるのか、少しだけ心配になった。
対岸と異なる暖地植生を示す竹島、島全体が国指定の天然記念物
竹島からマリンロードに復帰してさらに西へ走ると、北側を並走する国道23に移動して、道なりに名鉄蒲郡線沿いの県321へと走り続けた。 その後、三河鹿島駅脇で名鉄蒲郡線踏切を渡り形原温泉方面へ舵を切ることにした。
そして、形原温泉から駆け上がった三ヶ根山スカイラインは、蒲郡市形原温泉と西尾市東幡豆町をつなぐ5.1kmの観光道路で、自動二輪の通行料金は280円也。 標高326mの三ヶ根山の尾根を縦走するルート沿いからは、走って来た蒲郡市街や竹島をはじめ、渥美半島から知多半島にまたがる、三河湾国定公園の眺望を見渡すことが出来る。
また、三ヶ根山スカイラインはあじさいラインの愛称でも呼ばれ、6月から7月初旬にかけて7万本のアジサイが咲く...らしいが、訪れるのは凍結知らず路面目当ての冬場ばかり(笑)。 この日も、路側に正月の寒波が降らせた雪が残っていたが、マメに整備されている有料道路の路面に凍結の不安は感じなかった。
そんな路面コンディションの良さも手伝い、形原温泉の蒲郡料金所からの駆け上がり、そして東幡豆の幡豆料金所への下りともに、倒しこみポイントとアクセルワークに集中してコーナーリングを組み立てることが出来るだろう。 タイヤが暖まる云々のペースでは無いが、極端なヘアピンやアップダウンも無いバランスの良い峠道で、安定した旋回が引き出せるトラクションを感じながら走り初める。
形原温泉の蒲郡料金所から三ヶ根山スカイラインへ駆け上がる
安全に気持ちよく走れるコンディション、サーキット化を防ぐ管理のためにも、三ヶ根山スカイラインの280円の通行料はリーズナブルと感じた。 一方で三河湾スカイラインの様に、無料化され放置された観光道路が危険なほどに荒れ果てる様が対極にある。 道路公団による運営の健全化努力や行政への管理引継ぎが足りぬのか...たとえ公企業であっても、地域の貴重な観光資源を有効活用する義務があると思うのだが、今後は愛知県道路公社のコンセッション事業に期待したいところである。 もし、天下りなどのお役人の既得権だけが発生し、企業の中間コストが追加されるだけでは本末転倒であろう。
正月早々、ややこしいことをブー垂れてしまった(笑)、己のリーマン稼業でも出来てないことを吐き出しているとご容赦いただきたい。 対価を払う客の立場、納税義務に喘ぐ立場になると、言いたいことが言えるものである。 しかし、そんな塵も積もらねば、マイノリティのバイク乗りが享受できる、ツーリング環境やサービスの向上は難しいかもしれぬ。
さてさて、三ヶ根山スカイラインを幡豆料金所まで走りきると、豊橋・蒲郡方面の案内標識に従って左折し、グリーンロードこと広域農道西幡線に突きあたった。 その後県道320を挟みながら、起点となる善明交差点までグリーンロードを走りきった。 途中、広域農道幡岡線と交錯する箇所もあり、分かりにくい分岐が続くので、事前にルート確認しておくことをお薦めする。
グリーンロードは通行車両が多いためか、よく整備された路面コンディションは良好で、危険な減速帯も敷設されていない。 もともと、緩やかな里山を縫う峠道は快適で走りやすく、ツーリング・ルートに組み込んで活用したいところである。 特に、内陸を走る国道23号バイパスと、三河湾沿いの国道247を繋ぐルートを組み立てるのに重宝するだろう。
グリーンロードを善明交差点まで走りきると、西尾東インターから国道23バイパスに駆け上がり、ワインディングの余韻を残したまま名古屋方面への帰路に着いた。
グリーンロードこと広域農道西幡線で走り初めをしめくくる
予定した全ての行程を走り終え、2022年の走り初めを無事に終えることとなった。 左ひじの痛みを抱えての走り出しだったが、無駄のないハンドルやクラッチ操作を心掛けたおかげか、はたまたアドネラリンが噴き出しまくっていたのか(笑)、日常生活で消えぬ痛みが気にならなくなっていた。
ところで、”パワースポット巡り”などと仰々しいタイトルをつけたが、当然のことながら、目の覚めるような滋養強壮効果が得られるでもなく、いつもと変わらぬ心地よい疲れが残っただけである。
それでも、旅を振り返ってみると、地元で大切にされてきた清田の大クスや竹島、そして八劔神社や三谷祭りなどの由縁に触れ、忘れかけていた故郷を思い出し、考えさせられる気づきも多くあった。 そして何より、昭和親父の琴線にふれる食堂飯に癒される旅となった。
景観や歴史、そして美味いもの等々、訪れた土地々々の発見や感動は、オートバイの機動力やライディングの楽しさで旅として繋がり、フランクルが示した体験価値として編み上げられてゆく。 コロナ禍のご時世で不要不急とされるバイク道楽、還暦を越えて軋みだした身の上だからこそ、一旅一旅毎の体験価値を大切に重ねて行きたいものである。
諸行無常の世の中、永遠に続くものなど存在しないが、現状を受け入れてできることに限りはない。 そして、終わりがきたときにやりきったと思える充実感は、バイク旅に限らず、積み重ねた体験価値によって得られることに間違いないだろう。
ツーリング情報
清田の大クス 蒲郡市清田町下新屋91
八劔神社 愛知県蒲郡市三谷町七舗139 (電話)0533-69-3026
山車蔵 愛知県蒲郡市三谷町七舗163 (電話)0533-69-3412
竹島(八百富神社) 蒲郡市竹島町3-15 (電話)0533-68-3700
三ヶ根山スカイライン(料金事務所) 西尾市東幡豆町入会山1-236 (電話)0563-62-3001
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